BRANCH INCENSE

煎茶道×香 at Mother forest (兵庫県西宮)

2024.3.29-3.30

煎茶道のお手前の際に用いるお線香を作りました。
煎茶道師範の絵楽さんに茶葉のセレクトをお願いし、茶葉を用いたお香を創作。
塩味と旨味が際立つ煎茶の風味にお線香の甘さと青さがひきたてあい、海のようでした。
この季節、夙川沿いを歩いていると桜はまだ咲かず、松の青い香りがしています。海との狭間で潮の香りが強く抜けるちょうどその場所を思い出します。
知覧の新茶、蓬、瀬戸内の無花果の葉、レモングラスや白檀や桂皮などをブレンドしています。

お呼びいただいた、兵庫県西宮市さくら夙川にあるマザーフォレストさんは、産前産後の女性のための場所として始められたスペースです。今回は、老若男女すべての方を対象に開かれた時間を企画してくださいました。このスペースに向けて、土地の素材を使ったお香を作りたく、近所で湧き水が出るところはないかとお話を伺い、いくつかの場所を教えていただきました。その中でも、巨岩から水が流れ夙川へ注がれていると伝えられ、大切にされてきたという越木岩神社のお水を汲ませていただきました。 大きな岩は女性に例えられ、安産の神様として信仰されてきたといいます。

fieldwork

WORKSHOP

TOP